新日本・EVILまた“なりふり構わず”ヒロム撃破 内藤とリマッチへ
「プロレス・新日本」(25日、後楽園ホール)
またも“なりふり構わず”2冠を守った。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の裏切り者を破って史上初のジュニアヘビーとヘビー級の王座同時保持を狙う高橋ヒロムを迎撃したEVIL。反則と介入が猛威を振った。
30分を超える激闘は終盤、ヒロムがTIME BOMBとTIME BOMB 2をたたみ掛けて誰もがカウント3と思ったところでEVILのセコンド、ディック東郷が妨害。レフェリー不在の間に東郷がワイヤで首を絞め、最後がEVILがEVILでトドメを刺した。
試合後はEVILの新盟友バレットクラブの面々がヒロムを暴行。そこにLIJ率いる前2冠王者の内藤哲也が現れヒロムを救出した。そして、EVILに「レンタル期間は終了だ。その2本のベルトを返してもらおうか」と要求。EVILは「笑わせんな、この野郎。返り討ちにしてやるよ」と吐き捨て、両者の再戦が決定的となった。