拳王「かわいそうなベルト輝かせる」 ナショナル王者中嶋の挑戦者指名を受諾

 「プロレス・ノア」(19日、後楽園ホール)

 GHCナショナル王者の中嶋勝彦が反体制ユニット金剛率いる拳王を次期挑戦者に指名し、8月4日の後楽園ホール大会で対戦することが決定的となった。

 両者は12人タッグで激突。中嶋、大原はじめ、小峠篤司、谷口周平、清宮海斗、GHCヘビー級王者の潮崎豪と組み、拳王は稲村愛輝、仁王、覇王、征矢学、マサ北宮と金剛総出撃させた。

 中嶋と拳王が強烈なミドルキック合戦を繰り広げるなど、12人が入り乱れた激闘は最後、稲村を潮崎が豪腕ラリアットで料理。試合後、中嶋はマイクを握ると引き上げる途中の拳王に向かって、「お前、最近くすぶってるからさ、このベルト欲しくないか?」と次期挑戦者に指名した。

 これに拳王は「このベルトに誰も挑戦してこないから、オレの名前を出すのか。お前の持っている赤いベルトに魅力がないから、みんな挑戦しねえんだよ」と憎まれ口をたたいたものの、「赤いベルトはかわいそうだな。このベルトは元親会社リデットエンターテインメントが作ったベルトだ。そんなのな、欲しいに決まってんだろ」と返答。「8月4日、後楽園ホールで、このかわいそうなベルトをダイヤモンドのように輝かせてやるからな」と、日付と場所を指定して受諾した。

 インタビューでは中嶋が「拳王がくすぶっているように見えたから。相変わらず口はうまいけど、なんだかんだ挑戦したいってことでしょ。回りくどいんだよね、言い方が」と拳王の返答に苦笑。拳王は「お前の持っているベルトは価値ねえんだよ。あの赤いベルトが泣いてるぞ。オレが奪って魅力的な赤いベルトにしてやるからな」と、中嶋を挑発しながら奪取に自信を示した。

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