新日本・川人改めワト 凱旋試合でDOUKI撃破!金丸襲撃も天山救出「面倒見よう」

 勝利を収め、ポーズをとるマスター・ワト(撮影・北村雅宏)
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 「プロレス・新日本」(11日、大阪城ホール)

 2月26日以来136日ぶりに有観客試合が再開し、18年2月からメキシコで武者修行を続けていた川人拓来改めマスター・ワトが凱旋帰国試合でDOUKIを破った。

 メキシコでCMLLライトヘビー級王座を獲得するなどの実績を残したワトは、連日顔を明かさず「グランドマスターを目指す男」としてプロモーション映像が流され、3日の大会で姿を見せたが、DOUKIの襲撃を受けて対戦が決定。メキシコで10年間もまれたたたき上げで、エリートコースを歩むワトに敵意を示すDOUKIに奇襲を仕掛け、蹴りのコンビネーション、トルディージョなどで積極的に攻め込んだ。

 途中、場外戦に持ち込まれ、DOUKIに鉄パイプで殴打されるなど、老かいなインサイドワークに押される場面もあったが、最後はコーナー上から、きりもみ式セントーンのRPPを放って3カウントを奪った。だが試合後、リング上でアピールするワトを金丸義信が襲撃。そこに天山広吉が現れて金丸を排除し、ワトの手を上げて勝利をたたえた。

 バックステージにワトともに現れた天山は「グランマスター・ワト、ええ名前や。せっかく勝利したのに、あんなやり方ないでしょ。オレが出て行ったからにはオレが面倒見よう。オレがバックアップするよ。トップになれよ。」とワトに申し出た。

 天山と握手を交わしたワトは「鈴木軍、ホントに襲撃好きやなあ。まあ、1人ずつ昔やられた借りがあるから。1人ずつつぶしていったるよ」と、DOUKI、金丸らの所属ユニット鈴木軍へ逆宣戦布告した。

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