ボクシング、試合前に抗体検査実施へ 客入れ興行には慎重論

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は22日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンライン上で開き、6月末までの自粛を決めている公式試合再開へ向けてのガイドラインのブラッシュアップを議論した。

 主なものは、原則的に選手に試合の3週間前と前日に抗体検査を行うことを決定。セコンド、試合役員にも行うかどうかを一両日中に検討するとした。

 抗体検査は偽陽性が出るなど精度に課題があると言われているが、JBCの安河内剛事務局長は「感染リスクはゼロにはできないと思うが、限りなくゼロに近づける最大限のことの一つが抗体検査。疑問を持つ方もいると思うが、我々としてはやれることをやっていく」と説明した。

 また、前回の協議会では興行は当面、無観客を原則とし、感染状況を鑑みて客入れも許可できるとしていたが、今回は客入れについて、相当程度の社会的責務を果たしていかないといけないなどの慎重論が出たという。

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