井上尚弥「今積み上げたことは必ず未来の自分に返ってくる」子供たちへメッセージ送る
ボクシングWBA・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27)=大橋=が、5日の「こどもの日」に合わせて日本全国の子供たちへ向けたメッセージを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校、外出自粛要請が出ている中で迎えた、楽しいはずのこどもの日。尚弥は「学校にも行けず友達と遊ぶことも部活や習い事に行くことも難しい状況が続いていると思います。新学期のスタートが切れず不安を抱えている人も多いでしょう」と、子供たちの気持ちをおもんぱかった。
自身もWBC王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との3団体王座統一戦が延期。だが、来たるべき日への備えは怠っていない。「家での時間がたくさんあるからこそ、自分なりの、自分にしかできない時間の過ごし方を見つけるのも大事なこと。その時間がやがて、自分だけのノウハウや技術につながることもあるかも知れません。今積み上げたことは必ず未来の自分に返ってくると信じています」と、時間を無駄にしないようアドバイスした。
最後は「こんな時だからこそ前を向き、明るい未来が待っていると信じて一緒に頑張りましょう!」と熱いエールを送った。