全日本のチャンピオンCも中止…40年の歴史で初「誠に残念」年内開催へ努力

 全日本プロレスは2日、横浜市内で会見を開き、6日に後楽園ホールで開幕を予定していたシングルリーグ戦のチャンピオンカーニバルを、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開始中止を決めたと発表した。6日から29日の15大会を中止し、6日の東京・新木場1stRING大会は予定通り無観客で開催する準備をしているという。

 会見には福田剛紀社長と五十嵐聡副社長が出席。福田社長は今年で40周年を迎える伝統の大会が初めて中止となったことを「誠に残念」と話し、「楽しみにされていたお客様には誠に申し訳なく、おわび申し上げるとともに、ご理解をいただきますよう、よろしくお願いします」と謝罪した。

 続けて、「今後の状況を見つつ、日本プロレス界でも歴史を誇る一大イベントですので、年内開催に向けてできる限り努力をしていきたい」と明言したが、延期としなかった理由を「同じ会場での振り替えは無理なので、いったん中止とさせていただいた」と説明。現段階では、30日の後楽園ホール大会から興行を再開する方針を示した。

 この決定は前日の夜に選手とスタッフに伝えれたという。福田社長は選手の様子を「日々トレーニングを継続していて、一日も早くこの事態が解決して、リング上でパフォーマンスを見せられる日を心待ちにしている」と話した。

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