コロナ拡大する中、大日本25周年決行!伊東竜二「最大の危機乗り越える」

 「プロレス・大日本」(16日、横浜文化体育館)

 25周年大会がこの日と同じ3月16日に旗揚げ戦を行った地で行われ、伊東竜二が自身と大日本デスマッチの双璧をなすライバルのアブドーラ・小林からBJW認定デスマッチヘビー級王座を奪回した。両者は砕け散る316本の蛍光灯の破片で血みどろとなりながら死闘を展開。最後は伊東が蛍光灯の束を乗せた小林の巨体にドラゴンスプラッシュを浴びせて制した。

 新型コロナ禍の中で迎えた節目の大会は、感染防止対策を徹底して決行。伊東は入場券の他大会への振り替えを受け付けたにもかかわらず駆けつけた1025人の観衆に「今世の中が大変なことになっています。今日もゴングが鳴るまで不安でいっぱいでした」との心境を明かし、「今日来ないという選択をした人もいると思います。それも勇気のある決断だと思います。会場に来てくれた人も勇気のある決断。ありがとうございます」とファンに感謝した。

 そして、「みなさん、うがい、手洗いは忘れずに、プロレスを見て免疫力をつけましょう。自粛自粛でストレスなんて暇ないですよ。みんなで楽しんでウイルスを吹っ飛ばしましょう」と呼びかけ。団体が所有バス3台がすべて故障し、新型コロナ禍も重なったことで、「大日本プロレス、最大の危機を迎えております」と話しながらも、「それを乗り越えて行くためにも自分は頑張ります。そして、みなさんの力が必要です。これからも大日本プロレスをよろしくお願いします」と奮闘を誓った。

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