村田諒太、カネロ戦実現なら「何級でもいい」 チョコレートらーめん“食レポ”は王者級

チョコレートらーめんを試食する村田諒太=東京都港区の幸楽苑
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 ボクシングのWBA世界ミドル級王者の村田諒太(34)=帝拳=が29日、都内で開かれたラーメン店チェーン幸楽苑の期間限定商品「チョコレートらーめん」の発表会に出席し、世界4階級制覇王者のカネロことサウル・アルバレス(29)=メキシコ=との対戦が実現するなら階級にこだわらない考えを示した。

 次戦の相手をカネロとIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の世界的スーパースターに絞って実現まで待つ意向を示していた村田陣営。海外ではカネロの対戦相手に急浮上しているとの報道もあるが、村田は「オファーがあるとかは直接聞いていなくて、メディアやSNSを通じて知るみたいな感じ。うわさ話の段階に過ぎないと思っている」との認識で、「やるべきことは、もしそういう試合が決まってもいいようにトレーニングするだけ」と話した。

 カネロ戦が決まった場合に問題となるのは階級。カネロは前戦で2階級上げてWBO世界ライトヘビー級王座を奪取しており、ミドル級に戻すのは難しく、次戦はスーパーミドル級になるとの見方もある。だが、村田は「OKですよ。ボクもずっと同じ階級でやっているので、新しいチャレンジもいいと思う。(対戦できるなら)何級でもいい。ライトヘビーは勘弁して欲しいですけど」と歓迎する考えを示した。

 また、発表会では、昨年に続いて発売されるチョコレートらーめんと新登場のホワイトチョコレートらーめんを試食し、世界王者級の“食レポ”を披露。異色の組み合わせに、「(食べるのに)勇気いりますよね」と若干戸惑いながらも、「カレーにミルクとかの甘い物を入れて風味を増す感じに似ている。プラス、ショウガが絶妙にバランスを取ってくれる感じで、チョコの香りとマッチしている。完全なミスマッチかなと思ったんですけど、うまい」と見事に表現した。

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