浜崎朱加1-2判定で王座陥落 日韓女王対決はハム・ソヒが三度目の正直で雪辱

パンチを打ち合う浜崎朱加(左)とハム・ソヒ=さいたまスーパーアリーナ
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 「RIZIN.20」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 第13試合でRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ(MMAルール、5分×3回)が行われ、浜崎朱加(37)=AACC=は1-2の判定でROAD FC女子アトム級王者のハム・ソヒ(32)=韓国=に敗れ、王座から陥落した。

 両者は過去に10年12月と11年12月に2度対戦。ともに浜崎が勝っている。8年ぶりとなる3度目の対戦は開始ゴングとともにリング中央で打ち合いを開始。お互いサウスポースタイルから思い切りのいい左ストレートを飛ばす。

 2回50秒過ぎ、浜崎はテイクダウンを奪うが、倒されたハムがグラウンドから三角締めを狙い、一転してピンチとなる。首に絡ませたハムの足を外せず、頭部へのエルボー連打も浴びるなど苦しいラウンドとなった。

 3回、浜崎は前のラウンドのダメージが残るのかパンチを浴びて鼻血を流す。それでも2分30秒過ぎに投げ飛ばしてグラウンドに持ち込み、サイドポジションからパウンドを打ち込む。ラスト立ち上がったところで試合終了のゴングが鳴った。

 判定は割れたが、2回の猛攻で印象付けたハムが王座を奪取した。日韓女王対決を制したハムは「ありがとうございます。美しい夜です!」と日本語で絶叫。関係者への感謝を示し、「応援してくれたみんなのおかげで勝てました。これからもっともっといい選手になりたいです。努力します。応援よろしくお願いします」とすべて日本語でインタビューに応じた。最後は「みなさん2020年、あけましておめでとうございます!」と声を張り上げて雪辱劇を締めた。

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