井岡一翔、リーチ差12センチ&サウスポー相手も動じず「どうこう思うことはない」

予備検診を終え会見する井岡一翔=ワタナベボクシングジム
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 大みそかに行われるボクシングのトリプル世界戦(31日、大田区総合体育館)の予備検診が29日、都内のワタナベジムで行われ、出場6選手全員が異常なしと診断された。4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30)=Reason大貴=は、初防衛戦の相手で同級1位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)よりリーチが12センチ短く、身長も5・5センチ小さいことが判明した。

 シントロンは169・7センチの身長より10センチも長い179・0センチのリーチを持つ。しかも、右構えの井岡と左構えの相手では、向かい合った時の前の手が近くなるため、通常ならやりにくさを感じる相手だ。

 しかし、井岡は動じることなく「今になって数字を見てどうこう思うことはない」と想定内を強調。「実際にやってみないとわからないが、サウスポーで背が高いことはわかっていたので準備してきた」とし、上の階級で長身、長いリーチの選手と実戦練習を積んできたことを明かした。リーチ差や身長差よりむしろ「サウスポーが久しぶりなのでそちらを意識してやってきた」と、2013年5月以来の左構えとの対戦へ万全の準備を整えたと言う。

 一方のシントロンも「互いに経験がある。数字は試合に関係ない。自分が特に有利だとは思わない」と油断はなかった。

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