拳四朗ASMR動画で減量成功 計量後は恒例の高級焼き肉弁当なく干し芋

 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(23日、横浜アリーナ)

 前日計量が22日、都内で行われ、王者の寺地拳四朗(27)=BMB=が48・8キロ、挑戦者ランディ・ペタルコリン(27)=フィリピン=が48・2キロで、ともに1回目でパスした。

 減量を乗り越えた寺地が待望の水分を口に含むと、額や体から大量の汗が流れ出した。乾いた体に流し込んだ水分が活発な代謝によって一気に吹き出したようで、「汗がヤバイですね」とタオルで拭った。これまで計量3日前に行っていた“水抜き”を2日前に短縮した。「いつもより楽でした。疲れもそこまでない」と新減量法の効果を強調した。

 前日には「ASMR」動画を視聴して気を紛らわせたという。「ASMR」は耳に心地良く感じる音で、若者を中心に流行している。「水の『ゴクゴク』とか氷の『カランカラン』という音。ちょっと心地よくて、『早く飲みてー』ってなります」と笑わせた。

 計量後の恒例だった高級焼き肉弁当の差し入れはなく、今回は高級スーパー「成城石井」で購入したという干し芋を「今、ハマってます」と頬張った。

 挑戦者はランキングこそ下位だが、WBA同級暫定王座に就いた経験も持つ。それでも「いいイメージはできている。いつも通りやるだけ」と意に介さない、安定王者は自然体のまま7度目の防衛戦に臨む。

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