ドネア余裕の笑み オッズは尚弥圧倒的有利も「あまり気にしない」
「ボクシング・WBSS決勝、WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、さいたまスーパーアリーナ)
前日計量が6日、都内で行われ、階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝に臨む井上尚弥(大橋)はリミットの53・5キロ、ノニト・ドネア(フィリピン)は53・3キロで一発クリアした。
海外のブックメーカー(賭け屋)の賭け率は尚弥の勝利が圧倒的だ。英国の大手ウィリアムヒルの賭け率は6日時点で尚弥の勝利が約1・14倍、ドネアが5・5倍と大差がついている。
それでも尚弥は「ボクの中ではそれほど差はないと思っているし、ボクシングはいつ何があるか分からない。オッズは頭から外して戦います」と慢心なく気持ちを引き締めた。
一方のドネアは計量後、親日家らしく礼をして尚弥と握手。その後のインタビューで不利な下馬評について質問されると、「人がどのような判断をしようとも、自分が誰であるか、何ができるか、それを一番分かっているのは自分自身」ときっぱり。「外の評価はあまり気にしないし、今までもアンダードッグ(負けが予想される選手)で戦って勝った経験はたくさんある」と一蹴した。
尚弥対策については「特別な戦略はない。あるのは経験と、リング上の適応能力」と話し、余裕たっぷりに笑ってみせた。




