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井上尚弥が最速仕上げ 計量3日前にリミット到達「不安材料は何一つない」

 「ボクシング・WBSS決勝、WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、さいたまスーパーアリーナ)

 予備検診が4日、都内で行われ、4選手はすべて異常なしと診断された。階級最強を決めるトーナメント、WBSSの決勝戦に臨む井上尚弥(26)=大橋=は前日に体重がバンタム級のリミット53・5キロに達する自己最速とも言える仕上がり。「やり残したことはない」と、絶好調の状態で、世界5階級を制覇したノニト・ドネア(36)=フィリピン=を迎え撃つ。

 世界最強の称号を得る準備は完全に整った。尚弥は8月26日の今大会発表会見以来となるレジェンドボクサー、ドネアとの対面に動じることなく、検診、その後の会見でも終始落ち着き払った表情。ドネアの印象を「(減量で)お互い小さくなったなと。もう何度も対面しているんで、イメージは変わらない」と、余裕と自信を漂わせながら話した。

 前日に本格的な練習を終えており、「やることはやったし、不安材料は何一つないので、あとは当日に自分のやりたいことをすべてぶつけるだけ」と、調整に手応えを十分。所属ジムの大橋秀行会長によると、体重は前日にリミットに達したという。ライトフライ級でデビューして以来悩まされていた減量苦はバンタム級に上げてから解放されたが、計量3日前での減量完了は自己最速と言えるだろう。

 ここからは食事面などで体に負担をかける調整をする必要はなく、そのメリットは大きい。「あとはイメージして、ゆっくり疲れを抜いて、当日まで過ごすだけですね」と、状態のキープに細心の注意を払うだけだ。

 体格はフェザー級でも世界王者となったドネアが身長で5・7センチ、リーチで3センチ上回った。父の真吾トレーナーは「想定内というか、だいたいイメージ通り」と話し、大橋会長も「気にするほどの差はない」と受け止めたが、尚弥は「すべて、(相手が)身長もリーチも上回っているので、どう考えて戦うか。そこだけですね」と気を引き締める。あとはモンスターの持てる力をすべて発揮するだけだ。

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