京之介 亀田家初の新人王に自信「獲らな口だけと言われる」相手の今成「ぶっ倒す」
「ボクシング・東日本新人王決勝戦」(3日、後楽園ホール)
前日計量が2日、都内のJBCで行われ、全11階級中10階級の20選手がパス。ライト級は佐々木尽(18)=八王子中屋=が棄権したため、斎藤眞之助(24)=石川ジム立川=が東日本新人王となった。
フェザー級はいずれも世界王者となった興毅、大毅、和毅の亀田3兄弟のいとこ京之介(21)=協栄=が57・0キロ、対戦相手の今成太希(22)=三迫=は57・1キロでともに1回目でパスした。
亀田家初の新人王に王手をかけている京之介は「いつも通り。ホンマの決勝は12月(全日本新人王決定戦)ですから、こんなとこで緊張してたらダメでしょ。これ獲らな口だけって言われる。だから絶対獲りたい」と余裕の表情。相手の今成は5戦5勝(3KO)、全試合でダウンを奪っている強打者。さらに初のサウスポーとの対戦となるが、「打たれ弱そうな印象。(サウスポー対策は)だいぶつかめた。いつも通り足を使ってれば勝てると思う」と不敵な笑みを浮かべた。
一方の今成は「ぶっ倒せたらぶっ倒そうかなと。狙えれば狙っていいと言われてるんで」と自信のコメント。「一番負けたくない相手」と闘志を燃やした。