六島ジムのストロング小林らが恒例の淡路島走り込み合宿
ボクシングのWBOアジア太平洋バンタム級王者ストロング小林(28)=六島=ら4人が7日、兵庫県淡路市内で恒例の走り込み合宿を開始した。10日までの予定で、日本ミドル級2位の国本陸、桑畑デカナルド闘凜生、峯佑輔も参加した。
年末に予定されている興行に向けた下半身強化が主な目的。初防衛戦を控える小林は「今回の走り込み合宿でしっかり足腰を鍛えて12ラウンド戦い抜くスタミナを作りたい。チャンピオンになって、追われる立場になっても防衛して勝ち抜くために精進していく」と決意を新たにした。
来春のチャンピオンカーニバルに出場予定の国本は「次は日本タイトルマッチ。しっかり走り込んでスタミナもメンタルも鍛え、何がなんでも奪いとる」。プロ4戦目を控える桑畑は「下半身強化だけでなく、自分の弱い部分であるメンタル面も鍛える合宿。4日間、精一杯走り抜く」。
3日にタイ・バンコクで行われたプロ2戦目でTKO勝利を収めた峯は「海外試合、キャンプと、プロになりたくさんの経験をしている。この経験を結果に結び付けたい。来年にはタイトルに手が届く位置にいたい」と、それぞれの思いを胸に走り抜く。