ボクシング・比嘉大吾への処分解除を発表 体重超過でライセンス無期限停止から約1年半

 日本ボクシングコミッション(JBC)が3日、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(24)=白井・具志堅スポーツ=へのライセンス無期限停止処分の解除を9月27日に決定したと発表した。

 比嘉は昨年4月の3度目の防衛戦の前日に行われた公式計量での体重超過により、王座を剥奪された。体重超過で失格のまま決行された試合でも本調子には遠く、クリストファー・ロサレス(ニカラグア)に9回TKOで敗れ、キャリア初の黒星を喫した。

 事態を重く見たJBCは「階級制を前提としたボクシングに対する社会的信用を著しく毀損する行為」などとして同年4月18日付で比嘉のライセンス無期限停止処分を決定。具志堅用高会長らジム関係者も管理責任を問われ、戒告処分などが下された。

 ライセンス停止から約1年半が経過し、JBCは9月27日に倫理委員会を開き、処分の解除を決めた。JBCは処分を科した際に復帰の場合は1階級以上階級を上げることを義務付けている。復帰を望んでいる比嘉は、早ければ年内にも復帰戦のリングに立つ可能性がある。

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