「キックボクシング・ＲＩＳＥ」（１６日、幕張メッセ・イベントホール）

　ＲＩＳＥ世界フェザー級王者の那須川天心（２１）がＩＳＫＡムエタイ世界バンタム級王者の志朗（２６）を３－０の判定で破って優勝した。

　那須川は初回からプレッシャーをかけていったが、巧みに体を密着させる志朗に攻撃を寸断される。３回には左フックからの左後ろ回し蹴りのコンビネーションを見せたもののクリーンヒットせず、見せ場を作れなかったが、手数で上回った。

　賞金１０００万円を手にした那須川はリング上で「武尊選手、そしてＫ－１の陣営に言いたいことがあります。ボクは逃げも隠れもしない。ＳＮＳに書き込んだりするなら、さっさと正式に話を下さい」と、Ｋ－１のエース武尊に対戦を呼びかけた。