RIZIN大阪大会、オールスターで初の土曜全国中継「視聴率取りにいく」

 総合格闘技のRIZINが11日、都内で会見を開き、10月12日のエディオンアリーナ大阪大会の一部対戦カードを発表。フジテレビで全国中継が決まり、榊原信行CEOは「オールスターで視聴率を取りにいく。裏番組を(あっと)言わせたい」と意気込みを示した。

 この日は、6月14日にベラトールの米ニューヨーク・マジソンスクエアガーデン大会で一本負けしたシュートボクシングのRENAのショーナ・ラム(カナダ)との再起戦、UFCでも活躍した中村K太郎がRIZINに初参戦し、マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)と対戦、元レスリング世界女王の山本美憂(KRAZY BEE)がハム・ソヒ(韓国)と対戦することなどを発表。また、この大会で開幕するライト級トーナメントにホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)、パトリッキー“ピットブル”フレイレ(ブラジル)、ジョニー・ケース(米国)、川尻達也(T-BLOOD)、トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)、ルイス・グスタボ(ブラジル)、ダミアン・ブラウン(豪州)、上迫博仁(和術慧舟會HEARTS)の全8選手が出場することも発表された。

 これまでRIZINは大みそかと日曜日に大会を開催してきたが、今回は初の土曜日開催で、フジテレビ系でゴールデンタイムの全国中継も決定。視聴率は16年9月25日の8・5%が最高と苦戦してきたが、ライバルが変わることが追い風になるかも知れない。

 榊原CEOは那須川天心(TARGET)、堀口恭司(アメリカントップチーム)、朝倉海(トライフォース赤坂)ら人気選手にオファーを出す意向で、「ジャンル対ジャンル、世間の人にどう評価されるか。オールスターで視聴率を取りに行く」と宣戦布告。「(土曜日の裏番組も)強い。その中でフジテレビさんと勝負をかけるのは格闘技界にとって光栄。裏番組をいわせたい。どう言う結果が引き出せるか楽しみ」と期待した。

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