新日本G1 オカダ、KENTAとの全勝対決に激勝!「オレが負けたら海外より下になる」

 「プロレス・新日本」(27日、ドルフィンズアリーナ)

 真夏の祭典「G1クライマックス」Aブロック公式戦が行われ、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが、4戦全勝で並んでいたKENTAを破り5連勝。単独首位でブロック戦の中日を折り返した。

 KENTAの蹴りを中心とした挑発的で巧みな試合運びにペースをつかめなかったオカダ。中盤にはダイビングフットスタンプをまともに浴びるも何とかカウント2・9で返した。終盤にはKENTAにレインメーカーをかわされて、PKを浴びる寸前まで追い込まれるが、カウンターのドロップキックで形勢逆転。さらに、KENTAがgo 2 sleepを仕掛けると墓石式脳天くい打ちで切り返し、最後はレインメーカーで26分超の激闘に終止符を打った。

 試合後、オカダはIWGPのチャンピオンベルトを腰に巻いて、KENTAに握手を求め、KENTAが受け入れると、場内は大きくどよめいた。また、オカダは愛知県安城市出身で、締めのマイクでは「愛知県民のためにG1クライマックス優勝して、愛知県に戻ってきます」と地元のファンに約束した。

 日本マット界を代表する男は、ノア出身でWWEでもヒデオ・イタミの名で活動した相手を撃破し、「さすが4連勝の相手だけあったね。海外でいろいろ活動して、オレが負けたら、海外よりも(日本が)下っていうことになっちゃうでしょ」と意地の勝利を強調。続けて、「あれだけ熱い戦いをしている相手ならば、このオレが胸を張ってウエルカムでいてあげないと。日本、いや、世界のトップは心が広いなと」と、握手を求めた理由を説明し、第一人者の自覚を示した。

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