村田諒太の今後は?本田会長「ただの防衛戦にはしたくない」ビッグマッチを願う

 2回、攻め込む村田諒太(撮影・立川洋一郎)
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 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 ダブル世界戦のメインイベントでWBA世界ミドル級タイトルマッチが開催され、同級4位で前王者の村田諒太(33)=帝拳=は、同級王者ロブ・ブラント(28)=米国=に2回2分34秒TKO勝ちし、王座を奪還した。

 9カ月ぶりの再戦で執念の雪辱を果たした村田は「チャンスを与えてくださった本田会長、今回トレーナーを担当してくれたカルロス(・リナレス)『チーム帝拳』最高です」と陣営に感謝。そして「帝拳に世界王者のベルトがないことは許されない。バトンを渡せる選手が出てくるまでは頑張りたいと思っています」と今後について語った。

 帝拳ジム・本田明彦会長は「本人は本当に超一流とやりたくて仕方ないんですよ。(相手が)選んでくれることを祈っていますよ」と気持ちを代弁する。「ただの防衛戦にはしたくない。今日の試合がどう評価されるか」。ミドル級で3本のベルトを持つサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)や前3団体王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのビッグマッチ実現を望んだ。

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