木村翔「KO勝ちを意識」 中国でWBA世界戦

 前世界ボクシング機構(WBO)フライ級王者の木村翔(青木)が23日、2階級制覇が懸かる世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチ(26日・中国江西省撫州市)への出発前に羽田空港で取材に応じ「やり残したことはないし、体調はベスト。挑戦者なのでKO勝ちを意識している」と意気込んだ。

 1階級下げ、王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に挑む。「汗も出ているし、いつも通り」と笑顔を見せて減量苦とは無縁そう。2年前のWBO王座獲得時と同じ中国での試合に「海外での試合は慣れているし大丈夫。結果を残して帰ってくる」と話した。

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