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船井龍一、玉砕覚悟の打ち合い通じず 王者アンカハスに7回TKO負け

IBFスーパーフライ級タイトルマッチで王者ジェルウィン・アンカハス(右)のパンチを浴びる船井龍一=ストックトン(TOP RANK提供・共同)
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 「ボクシング・IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(4日、ストックトン)

 ダブル世界戦が4日(日本時間5日)、米国カリフォルニア州ストックトンのストックトン・アリーナで開催され、IBF世界スパーフライ級1位・船井龍一(33)=ワタナベ=は7回1秒TKOで同級王者のジェルウィン・アンカハス(27)=フィリピン=に敗れ、世界初挑戦での王座獲得はならなかった。アンカハスは7度目の防衛に成功した。

 15歳でボクシングを始めてから18年、プロ入りから15年。4回戦で3度の負けを経験した苦労人の船井は、昨年11月に挑戦者決定戦を制して世界初挑戦のチャンスをつかんだ。挑む王者は6度防衛中のアンカハス。母国の英雄であるマニー・パッキャオの後継者とも目される好戦的なサウスポーだ。

 船井は3回に前進を強め、強打の王者との打撃戦に応じる。4回も開始から打ち合う。しかし王者の左強打を浴びた船井がダメージを負い、鼻血を流す。このラウンドは耐えたが、アンカハスの鋭い右フックに反応できず被弾が続く。6回終了後にはダメージを問題視するレフェリーとドクターが話し合い、7回開始ゴングとともに2度目のドクターチェックが入る。ここで続行不可能と判断されて試合が止められた。

 無念の表情でこれを受け入れた船井の戦績は39戦31勝(22KO)8敗。玉砕覚悟の勇敢な打ち合いも通じず、ダウンのないままのTKO負けとなった。アンカハスは34戦31勝(21KO)1敗2分け。「神、フィリピンの皆さん、カリフォルニアの皆さんに感謝します。フナイは日本人の強いハートを見せた。私のハードパンチが効いているのに絶対に倒れなかった。リスペクトします」と挑戦者をたたえた。

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