77歳ワカマツが小鹿、戸口と“224歳”トリオで奮闘!

 「プロレスリング・マスターズ」(15日、後楽園ホール)

 77歳の将軍KYワカマツが76歳のグレート小鹿、71歳のタイガー戸口と驚異の224歳トリオを結成して、久々のリングに上がったが、越中詩郎、青柳政司、斎藤彰俊の平成維震軍に敗れた。

 最年長のワカマツが白装束を脱ぎ捨てて上半身裸になると観衆は大喜び。しばらくは戦わずに観衆をあおってばかりいたが、ついにはタッチを受けて、老骨にむち打ちながら逆水平チョップなどで攻め込む。だが場外で越中のエプロンからのヒップアタックを浴びるなど、厳しい反撃を受け、最後は斎藤の延髄斬りスイクルデスで3カウントを奪われた。

 それでもインタビューでは、往年のアピール力を発揮し、今後もリングに立ち続ける意欲を問われると「ありますよ」と断言。小鹿が「これからチャンピオンになる」と宣言すると、「チャンピオンに挑戦する!今日はタッグを組んでますけど、明日は違うから」と宣戦布告し、「(プロスキーヤーの)三浦雄一郎さんを見て下さい。86歳ですよ。まだ10年ある。人生挑戦ですよ!」と衰えぬ意欲を示した。

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