拳四朗、ボディー書道でアピール トリプル世界戦前日計量は6人全員一発クリア

計量を終え、サウル・フアレス(左)と旗を持つ拳四朗=東京・飯田橋のホテルグランドパレス(撮影・西岡正)
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 「ボクシング・トリプル世界戦」(30日、大田区体育館)

 前日計量が29日、都内で行われ、出場6選手はすべて一発でクリアした。

 WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(27)=伴流=は、初防衛戦でエフゲニー・チェプラコフ(28)=ロシア=を迎える。WBA世界バンタム級王者の兄・尚弥に続く兄弟世界王者がかかる井上拓真(22)=大橋=は、相手のタサーナ・サラパット(25)=タイ=とWBC世界バンタム級暫定王座決定戦を行う。日本人現役世界王者最多の4度防衛中のWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(26)=BMB=は、サウル・フアレス(27)=メキシコ=と対戦する。

 10月の試合に続き、背中に「The Amazing Boy」「拳」などとボディーペイントを施して計量に臨んだ拳四朗は「(WBC)コミッションの人たちもめっちゃ見てくれた。写真を撮ってたみたい。外国の人は漢字が好きですよね」とアピール成功に笑顔。背中の文字は、元SDN48のメンバーとして活躍し、現在は「ボディー書道」というジャンルを開拓して「ギャル書道家」として活動するなちゅさんが、アクリル絵の具で計量直前にしたためた力作だ。

 試合ごとに力をつけている若き王者だが、今回のテレビ中継は伊藤、井上拓の試合次第となっている。試合以外にもアピールに励む王者は、大みそかのマカオでのトリプルタイトル戦と合わせて「6試合の中で一番目立つ試合をしたい」と意気盛ん。「きれいな顔で、KOで終わりたい」と誓っていた。

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