大仁田、新団体「スターダムアイドルズ」のプロデューサー就任「アイドルは根性だ」

 12月2日に東京・新木場1stRINGで旗揚げ戦を行う新プロレス団体「スターダム★アイドルズ」が29日、都内で会見を開き、大仁田厚プロデューサーがメンバーに猛ゲキを飛ばした。

 同団体はプロレスとアイドルとの融合をコンセプトとしており、スターダム所属の元アイドルレスラー・中野たむがGMに、大仁田がプロデューサーに就任。ダンスの振付はラッキィ池田が、楽曲提供はヒャダインが担当。CDデビューは、11月23日で、同日のスターダム・後楽園ホール大会で初お披露目される。

 その後は、3カ月に1回のペースで、CDを発売していき、歌の“センターの座”は、基本的にはプロレスの試合で争われ、人気、ゲーム、ダンスなどでの得点も加味されて決められる。センターの座をゲットしたメンバーは、新設のPWGP(パンダ・レスリング・グランプリ)のベルトを巻くことができる。

 会見では、オーディションに合格した15歳から27歳までのアイドルズ新メンバー14人があいさつ。そのなかで、シンガーソングライター、地下アイドルとして活動してきた末吉桃子のオリジナル曲「Kiss me darling」が、デビューCDのカップリング曲として採用されることが発表された。

 中野GMは「おもちゃ箱をひっくり返した以上のカオスな、ここに来ると、癒やされる空間にしていきたい」と抱負。芸能界での荒波も体験してきた、大仁田プロデューサーは「戦いのなかで、勝ち上がって、センターを獲るというのはおもしろい企画。たむは、オレの世界に入ってきて、何度も爆破を浴びた変な女子プロレスラー。アイドルは根性がなければダメ。試練を乗り越えていかないといけないから。生き抜くために最後まであきらめない気持ちが必要。夢を目指してスターになっても、アイドルは年齢的にいつかやめなきゃいけない。それでも芸能界で生き残るためには根性が大事です」と熱弁を振るった。

 さらに、パンダのイラストが入ったPWGPのベルトに目がいった大仁田プロデューサーは「オレも戦いたい」と志願。しばし、絶句した中野GMは「メンバーが成長して、来年の夏くらいなら」と条件付きで承諾した。

 また、会見途中に、オーディションで不合格とされた芸歴14年のお笑い芸人・本日は晴天なり(太田プロダクション所属)が現れ、「あきらめきれません。私も入れてください」と中野GMに直訴。大仁田プロデューサーも「根性あるじゃない。オレには権限が25パーセントくらいしかないけど、この人がいたら、ほかのメンバーが光るんじゃないか!?」と後押し。年齢(35歳)がネックとなって不合格にしたと白状した中野GMは悩んだ末、「今日から補欠で」とシブシブ応じた。

 なお、旗揚げ興行の第1試合で、アイドルズの14人のメンバーはX(交渉中)と異例のハンディキャップマッチを戦い、中野はX(大物レスラー、芸能人と交渉中)と対戦。メンバーのライブも行われる。

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