「プロレス・新日本」（２６日、後楽園ホール）

　「スーパーＪｒ．タッグリーグ」の公式戦が行われ、田口隆祐、ＡＣＨ組の“スーパー６９”が、トーナメントで行われた前回大会の覇者ＹＯＨ、ＳＨＯ組に勝利。残り２試合で勝ち点４とし、優勝に望みをつないだ。

　この試合前に鷹木信悟、ＢＵＳＨＩ組が勝ち点を８に伸ばし、負ければ優勝絶望だったスーパー６９。だが、この日は田口がケツ攻撃を駆使したコミカルなファイトを展開しながらも、ＡＣＨとの好連係で互角に渡り合う。終盤は田口がギタってのケツイェを交わされながらも、最後はハーフネルソン式スープレックスホールドの後楽園スープレックスホールドを繰り出してＹＯＨを仕留めた。

　試合後、マイクを持った田口は「どうですか、勝つとは思ってなかったでしょ。ＡＣＨが６９％頑張ってくれたので、私は４％。後のパーセンテージはみなさまの声援です」とファンに感謝。続けて「スーパー６９は優勝します」と高らかに宣言した。

　インタビューでも田口は舌好調。「ＹＯＨ、ＳＨＯが粘るから、出す予定のなかった後楽園スープレックスまで出させた。だが、それを上回った我々、謙虚なことは言いません。ベルトに挑戦させろ」と怪気炎を上げ、ＡＣＨも「ＡＣＨが一つ分かっていることがある。それは田口が最高のパートナーであると言うこと」と意気揚々だった。