ブッチャー 来年2月引退式「そろそろフォークを置く時」馬場さん追善興行で

 馬場さん追善興行の発表会見に出席した(左から)緒方公俊代表、天龍源一郎、坂口征二、緒方理咲子氏
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 ジャイアント馬場さんの没後20年を記念した追善興行(来年2月19日、両国国技館)の発表会見が19日、都内で行われ、“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャー(77)の引退式が行われることが発表された。試合は行わないものの、日本のファンの前でセレモニーを行う。

 この大会には全日本、新日本、大日本、ノア、W-1などが参戦し、オールスター戦で6~7試合を計画。また、馬場さんにゆかりのある名レスラーが集う予定で、ブッチャーやスタン・ハンセン氏の来日が発表された。

 ブッチャーは主催者を通じてコメントを寄せ、「そろそろコスチュームとフォークを置いて、リタイアする時が今回のタイミングなのではと思った」と、代名詞の凶器を置いてマットを去る覚悟を示した。出席した天龍源一郎は「ブッチャーにとっても日本のファンにも最高のプレゼントになる。彼にも満足してリングを降りてほしい」と話した。

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