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ブッチャーが来年2月引退「そろそろフォーク置く時」馬場さん追善興行でセレモニー

アブドーラ・ザ・ブッチャー
馬場さん追善興行の発表会見に出席した天龍源一郎(左)と坂口征二
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 ジャイアント馬場さんの没後20年を記念した追善興行(来年2月19日、両国国技館)の発表会見が19日、都内で行われ、馬場さんのライバルとして長年戦ってきた“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャー(77)の引退式が行われることが発表された。しばらくマットを離れており、もう試合はできないが、日本のファンの前で引退セレモニーを行う予定だという。

 ブッチャーは主催者を通じてコメントを寄せ、「ミスター馬場のメモリアルショーをやるから来日してほしいという要請を受け、ぜひ参加したいと返事をした。それと同時に、あと何度、自分が大好きな日本に行けるのかということも考えてしまった」と、馬場さんと日本への愛をのぞかせた。

 その上で、「長年アブドーラ・ザ・ブッチャーというレスラーをサポートしてくれた日本のファンに、感謝の言葉を直接伝える機会が何度この後やってくるのか」と考えたといい、「そろそろコスチュームとフォークを置いて、リタイヤするときが今回のタイミングなのでは、と思った」と、おなじみの凶器を置いてマットを去る覚悟を明かした。

 1961年にデビューし、1970年8月に日本プロレスで初来日して約50年。日本で最初に対戦したのも馬場さんだった。「ミスター馬場とは20年以上にわたり、シカゴやプエルトリコでも闘い、暴れすぎてミセス馬場(故元子さん)には何度も怒られたな。ジャイアント馬場と一番血を流し合って戦ったのが俺なのは間違いない。それも500試合以上」と自負をのぞかせた。

 「ミスター馬場は俺にとって最強の敵ジャイアント馬場であり、最高に信頼できるプロモーターであった。馬場夫妻にとっても、アブドーラ・ザ・ブッチャーという存在は、最高のドル箱レスラーだったはずだ」と信頼関係を振り返り、「いつかあの世でミスター馬場と再会したら、二人で試合して、試合後は最高級キューバ産葉巻をくわえながら昔話をしたいもんだ」と懐かしんだ。

 実行委員として会見に出席した天龍源一郎(68)は「ブッチャーにとっても日本のファンにも最高のプレゼントになる。彼にも満足してリングを降りてほしい」と話し、この興行について「ちょうど今プロレスがスポットライトを浴びているときに、若いファンの人にも、ジャイアント馬場さんという人がいてプロレスが隆盛したんだと思ってもらういい機会」と期待を込めた。

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