「プロレス・新日本」（８日、両国国技館）

　王者のケニー・オメガがＩＷＧＰヘビー級王座戦史上３度目の３ＷＡＹ戦を制して３度目の防衛に成功。この日に王座挑戦権利証を防衛した棚橋弘至と来年１月４日の東京ドーム大会メインイベントで４度目の防衛戦を行うことが決まった。

　飯伏幸太、Ｃｏｄｙの盟友３人で争われた１戦。それぞれが決定的な場面を作るも、残りの１人がカットに入る、目まぐるしい展開が３０分以上続く大熱戦に発展。最後はＣｏｄｙをキックで排除した飯伏に、オメガが裏フランケンシュタイナーで急襲。最後は片翼の天使でゴールデン☆ラヴァーズの相棒である飯伏を仕留めた。

　試合後、マイクアピールをするオメガの前に棚橋が登場。「ケニーくん、オレは怒ってるよ。みんな拍手してたけど、ここは新日本だから。オレがあえて言ってやるよ。お前、賞味期限切れだ」と、新日本生え抜きの立場から挑発した。

　一方のオメガはインタビューで「棚橋、カレのことは尊敬しているが、彼の過去を封印するべき時が来た。最後のショットは私が打ち込む」と予告した。