WBCがカネロに選択防衛戦認める チャーロ兄とゴロフキンに挑戦者決定戦を指令

 WBC(世界ボクシング評議会)は3日、ウクライナ・キエフで年次総会のランキング会議を開催した。注目のミドル級に関しては、同級王者のサウル“カネロ”アルバレス(28)=メキシコ=に次戦での選択防衛戦を認めた。また、同級暫定王者ジャーモール・チャーロ(28)=米国=と前王者ゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=に対し、アルバレスへの挑戦権を懸けた試合を行うよう対戦指令を出した。

 ゴロフキンは9月15日に米国ラスベガスでアルバレスの挑戦を受け、2-0の判定でプロ初黒星を喫した。判定への不満などから試合後は再戦を訴えていたが、少なくとも1試合挟むことになりそうだ。

 ミドル級トップ戦線の動向は、今月20日(日本時間21日)にラスベガスのパークMGMでロブ・ブラント(米国)を迎えて2度目の防衛戦を行うWBA世界同級王者・村田諒太(帝拳)の今後の戦略にも影響を及ぼすことになりそうだ。帝拳陣営は村田の3度目以降の対戦相手候補としてアルバレスとゴロフキンを挙げている。

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