37歳・大竹、最年長王者ならず 1回TKO負けに「厳しい現実だな」

 「ボクシング・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(25日、グレンデール)

 同級6位で挑戦者の大竹秀典は王者アイザック・ドグボエに1回TKOで敗れ、国内男子最年長記録を更新する37歳での王座獲得はならなかった。スピード、パワーともに上回るドグボエに早々と主導権を握られ、左右のパンチで2度のダウンを喫した。最後は連打を浴び、レフェリーが試合を止めた。

 37歳の挑戦は14歳年下の無敗王者にあっさりと退けられた。大竹は2度のダウンに耐え、懸命に食らいついたが、最後はレフェリーに割って入られた。試合開始からわずか2分18秒。4年前に続く2度目の世界戦でも敗れ「まさか1ラウンドでとは…。厳しい現実だな」とうなだれた。

 接近戦でまともに打ち合い、力の差を見せつけられた。「(ドグボエの攻撃は)耐えられないということではなかった」と言うものの、相手にはパワーと速さ、うまさが備わっており、的確なパンチを浴び続けた。

 「直撃でもらっちゃった」と、ラウンド半ばに強烈な左フックでキャンバスに倒れると、起き上がってすぐに今度は右でダウンを喫した。その後は防戦一方で、初めてTKOの屈辱を味わった。

 引退の二文字がついて回るベテランは「背水の陣だった」と臨み、結果は惨敗。「ここでボクシングが終わりとは、今の時点では申し上げられない」と進退の明言は避けた。

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