王者・木村翔、3度目の防衛戦で闘志 3階級制覇目指す田中恒成と激突「穴はある」

 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(9月24日、武田テバオーシャンアリーナ)

 王者の木村翔(青木)が20日、世界最速タイ12戦目での世界3階級制覇を目指す田中恒成(畑中)の挑戦を受ける3度目の防衛戦に向けて都内で会見を開き、「どっちがチャンピオンか見せつける」と闘志をたぎらせた。

 V2戦から2カ月弱での試合にも、「ハードだが問題ない」ときっぱり。だが、休む期間が短くなったことで「遊べなかった怒りを田中選手にぶつけたい」と笑いを誘った。

 田中について「今までで一番手ごわい敵。パンチもスピードもコンビネーションもすばらしい」と警戒。その上で「穴は絶対ある。前に出ていく自分のスタイルを貫くだけ。3階級制覇を阻止してV3。3がポイント。3ラウンドに何かあるんじゃないですか」と不敵な笑みを浮かべた。

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