王者・山中竜也“脅威”の成長!胸囲アップでパンチ力UP

 「ボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」(13日、神戸市立中央体育館)

 王者の山中竜也(真正)と挑戦者のビック・サルダール(フィリピン)の予備検診が10日、神戸市内で行われ、両者異常なしと診断された。山中は胸囲が今年3月の初防衛戦から3センチ、王座を奪取した17年8月の挑戦時から5センチアップしたことがわかった。「徐々にデカくなってきた。パンチはついたかなと思う」と手応えを口にした王者は「強く打とうと力まずに打ちたい」と気持ちを引き締めた。

 挑戦者のリーチが山中より3センチ上回っていたが「リーチが長いのは想定してるので問題ない」と対策には余念がない。山下正人会長も胸囲アップに「それだけパワーがついた。胸囲がついて“脅威”かな?」と仕上がりのよさにご機嫌だった。

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