MIO Girls S-cup制覇を公約「RENAちゃんと笑いたい」

 女子格闘技の真夏の祭典「SHOOTBOXING Girls S-cup~48kg世界トーナメント2018~」(6日・TDCホール)で行われる48kg世界トーナメント1回戦でイム・ソヒ(韓国)と対戦するシュートボクシング(SB)日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)が2日、「RENAちゃんと一緒に笑いたい」と、“姉妹”での再起を公約した。

 今年4月、イムに敗れて連勝が「20」でストップしたMIOにとって、1回戦はリベンジマッチでもある。イム戦を「心の中で、ちゃんと練習できていないという心配な部分がありました。1ラウンド目にカウンターをもらって膝を落とす場面があったじゃないですか。ああいうことも初めてだったので自分の中でビックリしてしまい、パニック状態でした。それでそのまま相手の勢いでやられてしまいました」と振り返り、「(イムは)すごく腰が重かったので、投げを狙わずに打撃で勝負しようと思います」と宣言した。

 連勝ストップは「こんなんで大丈夫なん?と自分の中でいろいろと思うことがあって、色んな人に手を伸ばしてもらって助けてもらいました。RENAちゃんからは『Girls S-cupなんだから気を取り直してやっていこう!』といった話をたくさんしてもらい、今いい練習ができています」と、いい薬になったという。

 「スタミナ面は3試合分、全然問題ない。毎日走り込んで足がちぎれそう。ボクシングジムに出稽古にも行っていて倒す練習をしています。シーザージムにもボクシングのトレーナーに来ていただいていて、自分の中ですごく変化を感じています。右ストレートに磨きがかかって、今回はかなりいけそうです!」と、強化に自信を漂わせたMIO。

 決勝の相手は「(小林)愛三選手は注目されていて強いので、決勝戦でやれたら面白い。あと、シュートボクシングの仲間として、MISAKI選手にも勝ち上がってきてほしい」と希望しつつ、「甘いことを言ってられないほど、誰が優勝してもおかしくない」と気を引き締めた。

 大みそかのRIZINで浅倉カンナに惨敗を喫した姉貴分のRENAともども迎える再起の舞台。「(RENAが)LINEで『試合まであともうちょいやな』『悔いの残らないように出し切るだけやから楽しもう』と連絡をくれてウルウルしています。大会後、絶対にRENAちゃんと一緒にリングで笑いながら記念撮影をしたいと心の底から思っています。あれをしないと夏は始まりません」と、再起を飾ってGirls S-cupの“恒例行事”を見せることを約束していた。

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