新日本・内藤 ジェリコ撃退宣言!3分超の挑発メッセージに余裕の反撃「長いよ」

ジェリコのビデオメッセージを寝そべりながら聞き流す内藤哲也
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 「プロレス・新日本」(4日、後楽園ホール)

 IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也が、9日の大阪城ホール大会で挑戦してくるWWEの大物クリス・ジェリコの挑発ビデオメッセージを余裕で切り返し、勝利を宣言した。

 内藤はBUSHI、SANADA、EVILと組んでACH、ドラゴン・リー、田口隆祐、KUSHIDA組と対戦し、SANADAがACHをSkull Endで絞殺して勝利。だが試合後、4人がリング上で喜びを分かち合っていると場内が暗転し、ビジョンにジェリコの映像が映し出された。

 5月22日の大会でもビデオメッセージで内藤を挑発したジェリコは「新日本の主役として世界で有名になりたいんだろ。オレが助けてやると言ってるんだ。オレと戦えば誰もが有名になれる。結果がどうなろうと、お前の名前は世界に知れ渡る。お前が負けるのは確実だがな」などど、3分以上にわたって再び挑発した。

 これをリング上で得意の寝そべるポーズを決めながら聞いた内藤は「長いよ。もっと短く簡単にまとめてくれよ」と突っ込みを入れて苦笑。「クリス・ジェリコは世界的なスーパースターなんでしょ、つまり忙しいんでしょ。なのに、こんな自撮りのビデオメッセージを2回も送ってくるなんて、もしかして本当は彼、暇人なんじゃない」と指摘すると、観衆からやんやの歓声が送られ、「6月9日、大阪城ホールで、うるさいクリス・ジェリコを黙らせてやるぜ」と撃退を宣言した。

 インタビューでも内藤の制御不能節は止まらず。「一言で表すなら、長いよ。もうちょっと空気を読んだ方がいいよ。言いたいことをまとめた方がいいよ」と再度突っ込みを入れた。

 続けて、「メッセージで言ってたね。オレと絡めば誰でも有名人になれる。もう内藤の名前は世界に知れ渡ったと。じゃあ、もうオレ、それでいいかな。クリス・ジェリコってピークを過ぎた選手でしょ。何の魅力も感じないよ。魅力を感じるなら彼の知名度ぐらいかな。彼と対戦か決まっただけでそれをクリアしたなら、もう対戦する必要ないじゃん」と反論を展開。

 それでも、「リング上で聞いていて、ちょっと気持ちは変わったかな。あの自信満々の表情、大阪城ホールの試合後どうなっているのか。苦痛にゆがむ顔なのか、それとも内藤哲也に敗れて悔しがる顔なのか。楽しみだね。それをモチベーションにオレはリングに立ちますよ。彼は思うでしょう。日本に来れてよかった。内藤に絡めてよかった。そして、もう一つ、彼と絡むべきじゃなかった。後悔しながら地元に帰ることになるんじゃないの」と不敵に言い放った。

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