【UFC】アデサニャ、スプリット判定の辛勝でKO記録がストップ
「UFCファイトナイト・ミドル級5分3回」(14日、米グレンデール、ヒラ・リバー・アリーナ)
MMA12戦全勝(12KO)、キックボクシング75勝4敗と驚異的なレコードを誇るナイジェリア出身の期待の星、イズラエル・アデサニャがイタリア出身のマーヴィン・ベットーリに大苦戦した。
1、2回は鋭い左ジャブと、ヒットのたびにベットーリの足が流れる強烈なローで優勢に試合を進め、ローリングソバットまで披露したアデサニャだが、ベットーリも勇敢に前進。最終3回にはアデサニャがベットーリにテイクダウンされ、長時間トップを奪われてしまう。
2-1のスプリットで判定勝ちこそものにしたアデサニャだが、MMAデビューからの連続KO記録は12でストップ。「勝ててハッピー」と述べつつも、浮かぬ表情のままオクタゴンを降りた。