【UFC】ウォーターソン、ケイシーの猛攻をしのぎスプリット判定で連敗ストップ
「UFCファイトナイト・女子ストロー級5分3回」(14日、米グレンデール、ヒラ・リバー・アリーナ)
タイと米国のハーフで2連敗中の7位ミシェル・ウォーターソンと、前戦で敗れている地元アリゾナ出身、10位コートニー・ケイシーのランカー対決は、2-1のスプリット判定でウォーターソンが辛勝した。
関節蹴りや前蹴り、上中下段蹴りなど多彩なキックを見せるウォーターソンに対し、体格で勝るケイシーは圧力と重いパンチで前進。ウォーターソンは全てのラウンドでテイクダウンを成功させたが、ケイシーは下からの腕ひしぎ十字固めやヒールホールドで猛攻を加える。
最終3回終盤、ウォーターソンのシングルレッグをがぶったケイシーはバックを奪い、腕ひしぎを仕掛けるが、ウォーターソンの肘が伸びかけたところで無情のタイムアップとなった。
連敗を止めたウォーターソンは「グラウンドで苦しんだ」と認めつつ、「メンタルが強ければ何事も成し遂げられる」と、笑顔が絶えなかった。