「Ｋ－１・スーパーファイト」（２１日、さいたまスーパーアリーナ）

　ウエルター級転向２戦目となった２００８年Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＭＡＸ日本王者・城戸康裕（３５＝谷山ジム）がイッサム・チャディッド（２３＝スペイン）から鮮やかな左ハイキックでダウンを奪い、文句なしの判定勝ちを収めた。

　城戸は最終３回、チャディッドの左フックに左ハイのカウンターをきれいに合わせてダウンを奪取。３－０の判定でウエルター級初白星を挙げた。

　「ウエルター級慣れたわ～」とマイクアピールした城戸は「久しぶりにモノマネ、やっちゃいます？」と、「いつもはクールな男だけど試合の時に自分の名前をコールされるとメチャクチャいかつい顔になる野杁正明」のモノマネを披露。さらに、この日、メルシック・バダザリアンの挑戦を退けたＫ－１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰウエルター級王者・久保優太への挑戦を表明した。