木村翔KO防衛で5畳1Kから引っ越しだ! 公開練習で異例の12Rミット打ち

 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者・木村翔(28)=青木=が18日、都内のジムで公開練習を行った。異例の12ラウンドのミット打ちを行い「これがいつもの練習。スタミナもスピードもついた」と胸を張った。

 7月28日に敵地で「中国の英雄」元五輪王者の鄒市明を破って世界王者になったが、今も酒類の運送アルバイトを続けるなど生活に変化はないという。池袋の自宅から高田馬場のジムへ通う自転車を電動に買い替えたくらいで「今、住んでいるのが5畳の1K、家賃は5万円です。勝って、もう少しいい部屋に住みたいんです」と、住環境改善を目指す。

 初防衛戦の最大のテーマは左対策だ。13年4月のデビュー戦でサウスポーに1回KO負け。苦手意識を払しょくするため香港、タイでの合宿も含め300ラウンド以上のスパーリングを行った。「自分のやりたいことを出してKOできれば」と、木村がハングリーのキバをむく。

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