木村翔 五十嵐とV1戦 大みそかはトリプル世界戦! 五十嵐は引退勧告はねのけ挑戦

 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(12月31日、大田区総合体育館)

 WBO世界フライ級王者・木村翔(28)=青木=が同級1位で元WBC世界同級王者の五十嵐俊幸(33)=帝拳=を迎える初防衛戦が21日、都内で発表された。大みそかはトリプル世界戦となり、同試合はセミファイナルで行われる。

 13年4月に八重樫東(大橋)に敗れ、WBC世界フライ級王座から陥落して以来の世界戦となる五十嵐は、4月1日の試合で左目眼底(がんてい)骨折を負い、引退勧告された。一時は受け入れるつもりだったが栄子夫人と元トレーナーの葛西裕一氏に反対された。葛西氏からは「家族の面倒は見る」とまで言ってもらい、引退を撤回した。

 「傷を縫った数は数え切れない」と言うほどカットしやすい体質。原因の一つが乾燥肌と考え、夫人厳選の化粧水セットでケアしている。木村が王座を獲得した鄒市明(中国)にはアマ時代に2敗した。「鄒から世界を取って借りを返そうと思っていた」が、意外な展開で世界王座への道が開けた。ベテランがもうひと花咲かせる。

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