拳四朗が世界使用のマウスピース披露「フィット感いい」
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(10月22日、両国国技館)
WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25)が14日、都内で練習を公開し、初防衛戦で使用するマウスピースをつけてスパーリングを打ち上げた。
大阪のマウスピース専門店に注文した完全オリジナルで、迷彩柄に日の丸と「拳」の一文字をあしらったデザイン。「体のバランスや重心に合わせてつくってもらった。左右の厚みが違うんです。初めて試したが、すごくフィット感がいい。日の丸は代表感があります」と大満足だ。
減量も順調で「あと2キロくらい。計量が終わったら肉が食べたい」と笑った。リクエストに応えて!?試合前日の計量会場には、同名の縁で交流がある都内の高級焼き肉店「西麻布けんしろう」から「特製焼き肉弁当」が届くという。
「どんな種類の肉を入れてくれるのか聞いていないけど、すごく楽しみ」。5月の世界初挑戦の計量後には、ベーグルにかじりついて周囲を驚かせた。計量直後でも焼き肉をパクつける強じんな胃袋も強さの秘訣(ひけつ)だ。