田中恒成 両目眼窩底骨折だった…田口との年内統一戦白紙に「申し訳ない」

 13日の防衛戦で負傷したボクシングWBO世界ライトフライ級王者の田中恒成(22)=畑中=が20日、名古屋市内で会見を行い、両目の眼窩(がんか)底骨折で2カ月間の安静が必要と診断されたと発表した。年末の実現を目指していたWBA同級王者・田口良一(30)=ワタナベ=との統一戦白紙について同ジムの畑中清詞会長は「年内は白紙になった」と明らかにした。

 田中は「本当に申し訳なく思います」と無念の表情。両目の眼窩底骨折に加え、右目の外傷で14日に4針縫い19日に抜糸した。医師からは3カ月間のスパーリング禁止が命じられ、練習再開は11月中旬以降、復帰は早くても来春以降となる。

 同会長は田口戦が白紙になったことでフライ級へ転向するか否かについて「治った時点での恒成のウエートもある。フライ級でも統一戦はあるし、今明確な答えを出すことはできない」と明言を避けた。田中は「こういう経験をしたからこそできる成長をしたい。間違いなくプラスに変える」と前を向いた。

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