アントニオ猪木氏、10・21生前葬で「三途の川でジャイアント馬場に勝つ」

 元プロレスラーで参院議員のアントニオ猪木(74)がプロデュースする格闘技イベント「ISM」の第2回大会(10月21日、両国国技館)の会見が14日、都内のホテルで開かれ、同大会で自身の生前葬を行う猪木氏は「ジャイアント馬場の挑戦状を受けるときが来た」と、99年に死去した永遠のライバルと三途の川で戦うことを夢想した。

 スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、ドン・フライ、藤原喜明ら、猪木氏とが戦った人物らが参列することが発表された生前葬。猪木氏は開催の理由を「思いついた話」といいながらも、今年に兄弟2人を亡くし、自身も11日に北朝鮮から羽田空港に帰国した際に息切れを起こしたことなどを挙げて、「そろそろ迎えが来てもいいかな」という心境であることを明かした。

 さらに、「いつも私が馬場さんに挑戦していたんですが、いろんな理由をつけて逃げ回っていた。あるとき知らせが入って、『挑戦を受ける。三途の川で待っている』と。今回は受ける時期が来たのかな」と、永遠のライバルとの対戦を夢想。会見の最後には「言い忘れましたが、オレは100%勝てる自信があります。なぜかと言えば、(霊には)足がないから、(馬場さんの得意技)16文キックをくわないで済む」と話して笑いを誘った。

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