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イケメン無念…芦野がW-1王座V4!セグウェイ入場、2階からの月面水爆も実らず

黒潮”イケメン”二郎(奥)にラリアートを見舞う芦野祥太郎=横浜文化体育館
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 「プロレス・WRESTLE-1」(2日、横浜文化体育館)

 WRESTLE-1チャンピオンシップは王者の芦野祥太郎が36分超の戦いの末に黒潮“イケメン”二郎の挑戦を退け、4度目の防衛に成功。直後に稲葉大樹が次期挑戦者に名乗りを上げ、18日の後楽園ホール大会で対戦することが決定的となった。

 入場では毎回一番の盛り上がりを見せ、スポーツ雑誌「Number」で行われた「プロレス総選挙」で6位に入ったWRESTLE-1の人気者である黒潮。7月に行われたシングル戦トーナメント「WRESTLE-GP」で優勝し、快進撃を続ける芦野への挑戦権を実力で手にした。

 芦野とは1月に対戦して敗れただけでなく、左ヒザ後十字じん帯を損傷して長期欠場に追い込まれた因縁の相手でもある。イケメンはセグウェイに乗って入場し、この日も観衆を大いに沸かせた。

 注目の一戦は、芦野が持ち前の高いレスリング技術で主導権を握るが、イケメンもトリッキーな空中殺法などで応戦。さらにイケメンは場外乱闘に持ち込むと、2階席に登って手すりの上を歩く曲芸的なバランス感覚を見せ、そこからムーンサルトアタックを放つ捨て身の荒技を披露して芦野を苦しめる。

 だが、芦野も多彩なスープレックス、得意のアンクルロックなどで猛反撃。イケメンも師匠の船木誠勝の必殺技であるハイブリッドブラスターを放つなど何度も芦野を追い詰めたが、最後は芦野に雪崩式原爆などをたたみ掛けられ、アンクルロックで締め上げられてタップした。

 試合後、マイクを持った芦野は去って行くイケメンに向けて、「オレとお前にしか分からないことがあるんだ。ありがとうなんて言わないよ。もう一回下からはい上がってこい」とアピール。すると、稲葉がリングに現れて次期挑戦者に名乗りを上げると、芦野は「いいっすよ」と即答した。

 さらに、芦野は「今日、イケメンに勝ってほしかったヤツもたくさんいると思う。でもオレはまだ負けるわけにはいかない」などとファンにアピール。WRESTLE-1の年間最大のビッグマッチながら観客動員が1841人にとどまったことで、「文体(横浜文化体育館)は大成功じゃなかったかもしれない」と話したものの、ファンの声援に目頭を熱くしながら「今日、足を運んでくれたみなさま、本当にありがとうございました」と、感謝して興行を締めた。

 敗れたイケメンはインタビューで「チャンピオンに完敗した。肌で感じるアイツの素晴らしさ、パーフェクト」と、芦野の実力を称賛。それでも、「WRESTLE-1をオレが明るくする。ちょっと休んで、また必ず走りたいと思います」と前を向いた。

 一方の芦野は「オレは誰よりもWRESTLE-1を愛しています。WRESTLE-1で育ったし、WRESTLE-1はオレのすべてです。だから、どんなにみんながイケメンの勝ちを望んだとしても、オレはこのベルトを守る必要があった」と熱弁。「いろいろと若手をディスるし、これからも徹底的にイケメンを否定する。でも、すべてはWRESTLE-1が上がるため。よりいい団体になるため。本当にWRESTLE-1でプロレスができて最高です」と、主張しながら喜びをかみしめた。

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