豊田真奈美が“赤いベルト”と15年ぶりの再会に涙

 「プロレス・堀田祐美子自主興行」(2日、新宿FACE)

 11月に引退を控える豊田真奈美(46)が、15年ぶり赤いベルトと再会した。「新生全女・創立29年目の旗揚げ」(97年9月)から20周年を記念する大会は、至宝のWWWA世界ベルトが1日復活。堀田祐美子(50)が豊田に惜別舞台を用意したもので、赤い王冠が鎮座する全女マットもリングに敷かれた。

 この日は、大量離脱で揺れる中で残留組をけん引した2人が「1日限りの赤いベルト!」と銘打って16年ぶりに一騎打ち。豊田が歴代2位の4度、堀田も3位タイの3度の戴冠を果たした熱い思いをぶつけた番外WWWA戦は、日本海式竜巻原爆固めを決めた豊田に軍配が挙がった。

 ベルトを腰に巻いた“飛翔天女”は「いろんな思いが詰まったマットの上で、最後にベルトを巻かせてもらった。ここまでしてくれた堀田さんに感謝です」と、喜びの涙を流した。

 今年は全女の旗揚げ(68年6月)から50年目で、ベルトはブル中野引退興行(12年1月)、リングマットは今井良晴リングアナ追悼興行(13年10月)以来のお披露目。古巣の団体は05年4月に37年10カ月の歴史に終止符を打ったが、この日は不滅の全女イズムをアピールした。

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