トミーズ雅、山中世界戦のタオル投入に理解「全部分かって止めてる」

 元プロボクサーでタレントのトミーズ雅(57)が19日、レギュラー出演する毎日放送「せやねん!」で、15日に行われたボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ、王者の山中慎介(34)と挑戦者のルイス・ネリ(22)との一戦で物議を醸した山中のセコンド、大和心トレーナーのタオル投入に理解を示した。

 雅は「負ける時はこういう人に負けるんやなっていうのが、内山(高志)選手と全く一緒で。やっぱ若くて、身体能力高くて、色んな角度からパンチが出るっていう、正攻法じゃない人に」と感想。

 ネリについて「やっぱり打ち方がムチャクチャやねん。とにかく当てようとするから、セオリー通りじゃないのよ、打ち方が。だから当たんねん。どうやったら当たるかという練習ばっかりしてると。日本人は型をきれいにするから、この(型の)練習ばっかりするわけよ。せやけどホンマはどう当ててもええわけで、右足が前に出てもいいし、日本人ってこう(型)ばっかりを思うけど、そんなんどうでもええねん」と、日本人にはない強さを解説した。

 物議を醸したタオル投入のタイミングについては「ただ早いな。早い。そんなグラーっとしたパンチもらってないもん」としつつも、「ただねえ、この防衛戦、最近の防衛戦ねえ、もらってるねん、彼(山中)。ダウンしたりとか、意外ともらってんねん。やっぱりそこやろな」と指摘。

 その上で「そんでトレーナー、分かるから。調子も分かってるやろうし。このままいったら絶対に負ける、KO負けしてグチャグチャになると。見たくない。その気持ちも分かる。一番分かってるのあのトレーナー。11年間彼のトレーナーやってきて、今がどんな状況なのか、コンディションがいいのか悪いのか、全部分かって止めてるから、そういうことやねんね。そのまま続けても意味がない」と、大和トレーナーの判断に理解を示した。

 雅はプロボクサー時代、西日本ミドル級新人王を獲得し、日本タイトルに挑戦したこともある。

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