村田諒太、マクレガー勝利の「可能性はゼロではない」 将来のUFC挑戦も否定せず

 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA世界同級1位の村田諒太(31=帝拳)が18日、都内で、元ボクシング世界5階級王者フロイド・メイウェザー(40=米国)と総合格闘技団体UFCの2階級王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)が激突する一戦(日本時間27日、米ラスベガス)を勝敗予想した。

 49戦無敗のまま2015年にボクシング界を引退したメイウェザーがUFCのオクタゴン(8角形リング)で電撃復帰。注目の試合形式はボクシングルールで、スーパーウエルター級12回戦となる。

 村田は「メイウェザーにはものすごいアドバンテージ。マクレガーには『ラグビー選手にバルセロナとサッカーの試合をしろ』と言っているようなもの」と分かりやすいたとえで解説。「マクレガーが序盤で仕掛けるのを見切った上で、メイウェザーの中盤でのKOかTKO勝ち。そうしなきゃダメでしょ」と、世紀の一戦はメイウェザー圧勝とした。

 ただ、わずかながらマクレガーの勝機も指摘。村田は「メイウェザーは2年近くブランクがあり、ディフェンスの勘が鈍っていれば、UFCらしいワイルドなパンチが違う方向から飛んできたら(マクレガー勝利の)可能性はゼロではない。序盤の攻防が見どころ」と鋭く分析した。

 また、ボクシング界を代表して自身がマクレガー戦を選択するかと問われると、村田は「僕はまだボクシングで証明することがある。証明してからなら考える」とリップサービス。常に新たな可能性を追求し続ける村田だけに、将来的なUFC挑戦など“他流試合”も否定はしなかった。

 メイウェザーVSマクレガー戦はスポーツライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」で日本時間27日午前10時から独占生中継される。

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