飯伏、最終戦黒星も継続参戦に意欲「チャンスがあれば」

飯伏幸太(左)にラリアートを見舞う後藤洋央紀=両国国技館
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 「プロレス・新日本」(11日、両国国技館)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」Aブロックの最後の公式戦5試合が行われ、飯伏幸太は後藤洋央紀に敗れ、5勝4敗で全日程を終えた。

 飯伏はその場飛びムーンサルトプレス、雪崩式フランケンシュタイナーなど持ち前の身体能力を生かしたアクロバティックな技で攻め込むが、ラリアット、牛殺し、PKなどの後藤の荒武者殺法に苦しめられる。

 終盤、飯伏は両手をつかんで相手の顔面にひざ蹴りを入れる新技カミゴェを放とうと後藤の腕をつかんだが、力ずくで阻止され、逆に頭突きを被弾。最後はリバースGTR、GTRをたたみ掛けられて3カウントを聞いた。

 1年9カ月ぶりに新日本のマットに復帰しての2年ぶりG1参戦を、「自分がやれることはやった。大爆発したつもり。ファンの方がどう思うかは分からないですけど」と、充実の表情で振り返った飯伏。久しぶりの長期シリーズだったが、「新日本のプロレスが新しい感じがした。自分がいた2年前とは全然違う感じだった。でも、思ったよりも疲れとかそういうのはない。もっと経験したいというか、戦いたい。そう思いました。プロレスが本当に楽しかったです」と目を輝かせ、「みなさんがどう思うか分からないですけど、チャンスがあればまた出たいです。自分の中ではチャンスは切り開いたつもりなんで」と、継続参戦に意欲を示した。

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