具志堅会長も村田戦判定に驚き隠せず「ワンサイドだと思ったね」

 20日に有明コロシアムで開催されたWBC世界フライ級タイトルマッチで6回TKO勝ちし、13戦13勝13KOで王座を獲得した比嘉大吾(21)=白井・具志堅スポーツ=が21日、同会場で一夜明け会見を行った。1995年のジム開設から22年目で悲願の世界王者を誕生させた元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高会長(61)も同席し、同日のメインカードで村田諒太(31)=帝拳=が判定負けしたWBA世界ミドル級タイトルマッチの判定について疑問を呈した。

 村田が4回にダウンを奪い、右強打で何度もアッサン・エンダム(フランス)をダウン寸前に追い詰めた一戦は、意外にも1-2(111-116、112-115、117-110)でエンダムの勝利となった。比嘉の戴冠直後、そのまま試合を観戦したという具志堅会長もこの判定に驚きを隠せなかった。「ワンサイドだと思ったね。逆だもんね。8ラウンド以降全部取られているから。どう判断したのかね」と首をかしげた。

 その上で「終盤にもう一回仕掛ければ良かったかもね。こういう結果になったから言うんだけどね」と、KO決着に持ち込めなかった点も指摘した。

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