人妻女子大生ボクサー・好川菜々 夫婦の絆でベルト死守する
「ボクシング・WBO世界女子フライ級タイトルマッチ」(29日、国際障害交流センター)
調印式と前日計量が堺市役所で行われ、王者の好川菜々(38)=堺東ミツキ=が50・8キロのリミットで、挑戦者で同級1位のモンセラット・アラルコン(23)=メキシコ=は200グラムアンダーの50・6キロでともにパスした。戦績は好川が8戦7勝(4KO)1敗、アラルコンが13戦8勝3敗2分け。
好川は「新鮮な気持ちで試合を迎える。チャンピオンとして違った空気を感じている」と心境を語った。夫でトレーナーの野上真司氏(42)とは4月から近大通信教育学部短期大学部に入学。“人妻女子大生チャンピオン”となった好川が夫婦の絆でベルトを死守する。